前回の投稿で、一人旅をすることになった背景や今回のテーマについて、1日目の稲村ヶ崎の日の出と富士山を撮影したところまで話したので、今回はその続きを書いていきます。
鎌倉の歴史と文化を感じる歩き旅(稲村ヶ崎→高徳院→長谷寺→小町通り→鶴岡八幡宮→明月院→円覚寺→北鎌倉駅)
稲村ヶ崎から、大仏で有名な高徳院へ歩いて向かいました。






7:45頃高徳院に到着。拝観開始が8時とのことで、少し待ってから入場。



今回の旅で初めて知ったんですが、鎌倉の大仏って最初は木造だったのが天災で損壊してしまったため、青銅で鋳造し直し、さらにそれも再び被害を受けては修復や再建を繰り返して今の姿に至るとのことでした。以前、何も知らずに見た時は「大きいなー」くらいの感想しか持ちませんでしたが、歴史や経緯を知ることで、「僕自身もまだ人生の途中。だからこそ、自分の原点に立ち返って、もう一度積み重ねていこう。自分のキャリアや人生も一度でうまくいかなくて当然。失敗しても、再挑戦すればいい。そして最終的に誰かに貢献できるものになればいい」と思えるようになりました。僕の持論の一つに「知らないことは気づかない」というのがありまして、今回はまさしくこれを感じました。知るために動くって大事。
大仏を見た後は長谷寺へ。



長谷寺の後は鎌倉駅→小町通り経由で鶴岡八幡宮へ。



時刻は9:30。激混みです。(僕の浅い知識では)鶴岡八幡宮は鎌倉時代を象徴する「武士の精神」みたいなものを感じることができるんじゃないか(そう思い込めるんじゃないか)、キャリアの岐路に立つ今、過去の自分の努力や選択に誠実であり続けること、そして新しい挑戦に向かう勇気を得る場所として機能するんじゃないかという考えがあったので、絶対に行っておきたかった・・・。午後の棚卸しがうまくいくよう祈ってきました。
明月院、円覚寺を経由し、北鎌倉駅へ。ここまで全て徒歩・・・スマホで歩数を見てみたら、22,843歩と、今回の旅のための荷物を全て持ちながらということを考えると、なかなかいい運動ができました。当初想定していた以上にいろんな気づきがあったので、非常に意味のある22,843歩だったと思います。



北鎌倉駅に着くと、時刻は11:00を回っていていたのでランチを食べることに。駅から出てすぐにある「やま本きそば」に入店。おすすめを聞くと「カレーそばの大盛り一択」とのことだったので、仰せのままにカレーそば大盛り900円を注文。
美味しかった。食後、美味しかったです!と伝えると、
「カレーそばはリピーターが多いのよ。うどんだと服に汁がはねるけど、そばだとはねないからね」
・・・なんか違う気がするけど、めちゃくちゃいい笑顔で言ってくれたので「また来ます!」とリピーター宣言をして店を後に。
その後は横須賀線で横浜まで行き、京急で羽田空港へ。・・・と思っていたんですが、座っていたらいつの間にか寝てしまい、気づいたら横浜を通り過ぎ新川崎に着いてました。4:30起きだったのでしょうがないですね。新川崎から折り返し、横浜駅で乗り換え、予約していたホテルの最寄りの第3ターミナルで下車し、ホテルへ。
ホテルは毎年違うところにするんですが、前回の投稿でも書いたとおり、羽田リベンジのため敢えて昨年と同じホテル(ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港)にしました。ここは温泉とサウナもついていて部屋も綺麗でとてもおすすめです!
チェックインし、温泉・サウナで心身をととのえた後、まずは午前中の鎌倉歩き旅を振り返りました。ブログ本文中に書いたもの以外をざっくりまとめてみました。
<鎌倉時代、鎌倉の文化について>
鎌倉時代は武士が栄えたというだけでなく、比較的政治が安定していたため、文化も栄えた。空海、最澄の厳しめ仏教から、法然(浄土宗)、親鸞(浄土真宗)など、修行せずとも良い、一度唱えるだけで良い、という教えが広まった。ある意味では人間の本質なのかもしれない。日本人は宗教には興味がなさそうな人が多いが、毎年、神社や寺に初詣に行くし、葬式もやる。作法にも厳しい人も一定数いる。意外と宗教が日常文化に溶け込みすぎていて気づいていないだけなのかもしれない。文化は一日にして成らず。鎌倉時代から脈々と引き継がれている作法や考え方が今の自分たちの価値観も作っているのだと感じた。
<自分の今置かれている状況について>
鎌倉時代の人たちと違い、今の自分には職業選択の自由があり、命の危険性が少ない点など、非常に恵まれている環境にあると感じた。歴史のある建造物を見たり、歴史ある街並みを歩くと、教科書の歴史と今の時代が繋がっている不思議な感覚になった。10年前も100年前も1000年前も、歴史は続いている。人が繋いできた命や想いのバトン?を繋げようという高尚な想いはないが、自分も何らかの意味を持って(誰かから繋がれ、誰かに繋ぐ)生まれてきたのだと思いたくなった。何かの意味を自分で見つけて、作っていきたい。
ここまでまとめて時刻は16:30。この後、夕食までの時間を使い2024年の振り返りとキャリアの棚卸しを行ないました。どのような切り口で振り返ったのか、どのような振り返り結果になったのかは次回の投稿で書きます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
では、また次の投稿で。