一人旅①では旅の目的や背景を、②では1日目の鎌倉歩き旅について紹介しました。
③の今回はいよいよ本題、2024年の振り返りと今後のキャリアについて書いていきます。2025年、転職を控えているので例年以上にしっかりと棚卸しをしました。
①②はストーリー調で書いてきましたが、今回の③は少し調子を変えまして、実際に振り返った内容について紹介していこうと思っています。
2024年の振り返り
例年はできなかったことや自分の課題についても大テーマに挙げるんですが、今年はポジティブに振り返り、未来に向けた自己効力感を高めた状態でキャリアについて考えたいと思い、今回は「達成したこと」「学んだこと」「感謝したいこと」の3つの表現で振り返ることにしました。結果的に課題についても向き合うことになったんですが、建設的に次の行動についても考えることができたので良しとしています。↓振り返った内容の一部をご紹介します↓
- 達成したこと
⑴部下2名が昇格した。期初に絶対昇格させたいと考えており、戦略的に関係各所に働きかけることができたことと、戦略的に難しい仕事を任せることができたのが功を奏したのではないか。もちろん一番は本人たちがしっかり頑張ってくれたこと
⑵家族3人、健康に過ごせた
⑶12月限定ではあるが、息子との時間をたくさん取れた。以前より息子が色々話してくれるようになり、意思疎通できるようになったと感じる。
⑷副業の土台として、キャリアに関するブログを書き始めて、6回投稿できた。今後も続ける - 学んだこと
⑴順調にいっていないときほど、自分のモノの見方を見直すと状況を打開できる可能性が高まることを学んだ。状況が良くないとき、失敗し続ける時は、自分の頭が凝り固まってしまっている。例えば、「自分だけでやらなければいけない」「周囲の力を借りすぎてはいけない」など。評価を気にしすぎている自分がいることにも気づけた
⑵中堅規模まで成長した組織になった際の仕組み作りの進め方。現場と共に作るというスタンスと、それに合わせたコミュニケーションが必須
⑶自分の課題として、めんどくさいことを後回しにすることがある。2024年はそれで追い込まれてしまったことがあった。めんどくさいことこそ早く着手するため、2025年は予定の立て方を変える
「ライフ&キャリアビジョン」と「いつまでにどうなっていたいか」
世界的名著「7つの習慣」の第二の習慣「終わりを思い描くことから始める」では、「自分の葬式で、大切な人たちからどのような言葉をかけられたいか?」という問いがあります。
僕の母方家系は比較的短命でして、祖父母も母も60代で亡くなりました。最近は僕も「70歳まで生きることができたら儲けもん」くらいの気持ちでいます。「自分の人生にはこんな意味があったんだなぁ」という気づきがあり、「幸せな人生だった!」と言ってこの世を去りたいなぁと。
いま約40歳の自分の残りの人生はおよそ30年。この30年でありたい姿を「ライフ&キャリアビジョン」と呼び、3つのブロックに分けて考えてみました。
①最初の10年(〜50歳)、②次の10年(〜60歳)、③最後の10年(〜70歳)
最後の10年(〜70歳)
「終わりを思い描くことから始める、そこから逆算で考える」のが原理原則なので、まずは最後の10年から考えることにしました。
- 誰かの何かに貢献できた人生だったと感じている
- 家族が健康・笑顔で毎日を過ごしている
- 組織の看板がなくとも、何かの専門家として周囲から認知されている(広く知られてなくてもいい)
- 人生でやりたかったことが全てできている(やりたいことリストにやり残しがない)
自分の生きた証というか、「意味があった人生」だと思いたいならば、自分は何かを後世に残したい、誰かの何かに貢献できたと思いたいのかな、と考えました。誰でも思うのかもしれないなーと。そう思うと自分が考えたことなら、オリジナリティは無理に求めなくてもいいんだな、と改めて感じた次第です。
↓やりたいことリストの一例はこちら↓

現時点で50個くらい。もっと増やしたい!
次の10年(〜60歳)
最後の10年で実現したいことを鑑みると、60歳時点で概ね土台が整っている必要があると考えました。健康寿命も含み置くと、精力的に動けるであろう60歳までにやりたいことはどんどんやっておきたいです。たぶんそんな感じで動けていればやりたいこともどんどん増えていくと思うので、「人生70年じゃ足らんなぁ」と思うようになるんじゃないかとも。ひとまず、現時点での60歳時点でのビジョンというかマイルストーンはこんな感じです↓
- 自分の人生の意味を見つけ始めている。他者と比べることもせず、自分の人生に対する自信を自分に対して持つことができている。後世に残したいものを伝承し始めている、あるいは人生をかけて成し遂げたいと強く感じることを追い続けるなどの行動ができている
- 家族が健康・笑顔で毎日を過ごしている。息子の才能が存分に発揮されていて、今後も発揮するために必要な場が用意されている(できている)
- キャリアの柱(専門家と言える何かの土台)が3本以上立っている(①組織開発・人材開発、②次の職、③別の何か) 全ての柱で「持論」と呼べるものがあり、人に関わる事業や活動について広く深く知見があり、世の中に対して貢献ができる人になっていたい
- 人生でやりたかったことが80以上できている(四半期で1つ→年4つ→20年で80)
- 7つの習慣を深く体現できている
- 週5で仕事をせずとも十分に生活できる基盤が整っている(が、仕事はやりたくて続けている状態)
最初の10年(〜50歳)
息子の支援とキャリアの柱づくり、経済的安定あたりをテーマにしました。
- ビジョンを毎年更新できており、年々納得感が高まっている
- 家族が健康・笑顔で毎日を過ごしている。息子の才能を本人が認識できており、かつ才能を発揮するための場を自ら獲得しにいくことができている
- キャリアの2本目の柱ができつつある
- 人生でやりたかったことが40以上できている(四半期で1つ→年4つ→10年で40)
- 7つの習慣を概ね体現できている
- 貯める力、増やす力、守る力がついてきている実感がある。月々および年間の収益が大きく黒字
どうなったら「キャリアの柱」になったと言えるのか?は、あくまで持論ですが、「周囲が専門家と認める状態」だと思います。専門家はその分野での課題解決ができる人なので、口だけでなく行動や結果で示せる必要があります。また、専門家はその組織だけで結果を出せる人なのではなく、視座高く視野広くその分野のことを把握している必要があるので、結論、下記3つを満たしている必要があると考えています。
①プレイヤーとして一定の成果を挙げていること(目標達成が当たり前でプラスアルファの貢献ができている)
②事業の成り立ちや競合含めた業界の状況などを中学生にもわかるように語れること
③社外の人からも頼りにされるレベルであること
ちなみに、②については業界特有の組織論なんかも語れるといいと考えていまして、そうすると必然的に次の職でも管理職になっていた方がいいな、と思っています。
実際の振り返りでは、この「キャリアの柱」については更に詳細に考えました。転職活動に直結することでもありますし、自分が人生で悔いのない、意味があったと感じる柱ってなんだ?と。これまでは組織開発・人材開発を生業にしてきましたが、それと掛け算にするといい次の柱とは何か?と。
このあたりは追々書いていきたいなと思っています。
明日は2025年の仕事始まりですが、同時に転職活動も再開です!
うまくいくことばかりではないと思いますが、ブログで振り返りながら良い転職活動にしていければと!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
では、また次の投稿で。